施工実績
熊本県熊本市 M様 和室リフォーム施工例
リフォーム場所 | 床の間・仏間・押入れ2帖+和室8帖の全面リフォームと、天井板を取り外し化粧梁を見せて施工 |
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リフォーム費用 | ¥451,000円 (天井化粧梁磨き塗装含む) (新規畳取替・壁ジュラク塗り替え・障子、襖紙貼り替え・天井部分クロス貼り替え含む) |
工期 | 9日間 |
築年数 | 昭和17年建築 (築70年) |
家族構成 | 夫婦2人・お父様・お母様の4人家族 |
施工例ギャラリー
畳の床下が下がっており、人が歩くたび障子のガラス部分が「ガタガタ」と揺れていたそうです。昔造りの古民家住宅の床下は、材料は大きい物を使ってありますがほとんどの所が、「古材」を使われています。それに床下を支える「束柱」は8帖や、10帖でも真ん中に1本あるだけ。今では考えられませんが、それがどこの家でも「普通」でした。昔は床下で「鶏」を養われたり、床下に大きな穴を掘って「芋」を貯蔵されたりしていました。その影響からか?邪魔になったのかは定かではありませんが、どこもそうなっています。現在では「床下の基礎」で家の強度をもたせる構造になっていますので、床下の「束柱」は1メートル間隔で補強していきます。10帖の床下は12本の柱で支えられ、外回りを合計すると30箇所の部分で支えられています。それで、揺れない和室が完成するのです。また、今回は現場調査の段階から、天井に「素晴らしい梁」があるのが解っていた為、天井板を取り外し中の針を磨き塗装して仕上げ、表面に表しました。重厚感ある梁を見て、きっと仏様も喜んでおられる事と思います。