施工実績
下水道配管接続リフォーム工事の築40年の上益城郡益城町の家。
今回は、下水道配管の接続リフォーム工事の
実例紹介です・・・
2~3年前に、宅内には下水道の配管が町の工事で
行われておりましたが、下水道にはまだ
繋がれておられませんでした。
「そんなに急いでせんでもよかろ・・・?」
そんなご家庭は、結構多いものです。
実際、下水道が配管されて接続されたのは2割程度とか・・・???
当時は、色々な業者さんが「見積だけでもさせて下さい!!」
と、営業に来られ「なんか騙されそうで怖い・・・」
と思われておられるご家庭が多いそうです。
で、落ち着いてきた頃にご依頼を受ける場合が多いのが現実。
と言う事で、今回は下水道配管接続リフォーム工事の
実例紹介をいつものようにブログ形式でご紹介させて頂きます。
ちょっと長くなりますが、最後までお付き合いの程
宜しくお願い申し上げます。
と、その前にお茶と茶菓子をご準備の上
トイレに行かれてから、続きをご覧ください!!
それではどうぞ・・・
施工前準備・・・
下水道接続リフォーム工事の上益城郡益城町の家では
工事を前に、着工準備が行われました・・・
先ずは、穴を掘る機械の「ミニユンボ」が到着。
早速、トラックから下ろされます・・・
そして、場所的に狭いので動作の確認・・・
一番狭い所でも、作業が出来るかを確認・・・
そして、掘削した部分に埋め戻す「山砂置場」を養生して
山砂を、搬入させて頂きました。
とりあえず、前準備は終了!!
休み明けから、掘削工事が始まります・・・
次回もお楽しみに!!
施工1日目・・・
下水道接続リフォーム工事の上益城郡益城町の家では
重機による掘削工事が始まりました・・・
一番水下の方から、掘り始めていきます。
現在、トイレの汚水だけ処理する「単独浄化槽」が設置してあり
浴室や洗面化粧台・洗濯機・台所の排水も下水に繋ぎ直す工事です。
少しずつ掘り進めていきます・・・
掘削していく場所が建物の間を配管していくので
スペース的にも狭く、大きな石がゴロゴロと入っておりました。
その大きな石をよけながら、掘り進めていきます。
掘ってならして、掘ってならして・・・
下水道の配管は100分の2の勾配で施工していきます。
1mで2cmの勾配という事になります。
それ以上の勾配だと、水だけが先に流れて汚物が流れ無かったり
それ以下の勾配だとうまく流れず配管の中に詰まってしまう
可能性もあるので、キッチリ測量しながらの作業になります。
そうしながら配管を繋いでは、埋めて行く作業となります。
場所が狭いので、一度に掘ってしまうと掘った泥の置き場所が無い為
掘って配管して埋めて、掘って配管して埋めての繰り返し・・・
次回は、配管作業や接続・接着作業風景をお伝えします。
次回もお楽しみに!
施工2日目・・・
下水道配管接続リフォーム工事の上益城郡益城町の家では
掘削工事に加え、配管接続工事が始まりました・・・
配管を通す溝を掘っていきます・・・
そして、配管を接続して埋め戻していきます。
白い蓋部分は、配管の接続や合流部分に取り付ける
「排水桝」という点検口や、掃除口に使われる部分です。
なので、台所の配管に1つ。
お風呂の配管に1つ。洗面化粧台に1つ。洗濯機に1つ・・・
という具合で、配管をしていきます・・・
その配管1つ1つを接着して、接続していきます・・・
そして注意しなければいけないのが、既存の配管・・・
散水栓に使われている上水道の配管や、配水管・・・
掘削中に、配管を破らないように慎重に掘り進めて配管接続します。
配管を埋め戻したら、排水桝の高さを地盤に合わせカットします。
こうやって、お住まいの場合は一度に全部使えなくなると
水や排水が使用できず生活できなくなるので
部分的に接続していく必要が有ります・・・
次回は、別の場所の配管を接続していきます!!
次回もお楽しみに!!
施工3日目・・・
下水道接続リフォーム工事の上益城郡益城町の家では
外部の下水道配管工事が3日目となりました。
石や他の給水や排水の配管などの障害物が多くて
なかなか思うように進みません・・・
新しく配管した部分は、山砂で埋め戻していきます。
少しずつ、少しずつ、丁寧な作業が続きます・・・
下水道の配管の勾配は2%・・・100cmに対して2cmの勾配。
これ以上でも、以下でも駄目なのです・・・
さあ最後は、トイレの配管を接続し直します。
次回もお楽しみに!!
施工4日目・・・
下水道配管接続リフォーム工事の上益城郡益城町の家では
トイレの配管を接続する工事が始まりました。
今まで「単独浄化槽」と言うタイプの浄化槽でトイレの汚水だけ
配管されているもので、その汲み取りに来て頂きました。
浄化槽は、毎月の薬剤の点検や1年に1回の汲み取りが必要で
そのメンテナンスも今回で最後・・・
バキュームカーで、根こそぎ吸い取って頂きます。
汲み取りが完了したら、消毒も一緒にお願いしました。
そして、いよいよ設備配管の切り替え作業が始まります。
しばらくの間トイレは使えません(約30分程度)
前回、下準備は万全に行って頂いておりますので作業は早い!!
そして、浄化槽は掘りあげれないので浄化槽の底に穴を開けます。
昔からあった外のトイレの便槽も汚物をくみ取って頂き
コチラの便槽にも、穴を開けます・・・
穴を開けるのは、万が一雨水が侵入しても浄化槽内部に
水がたまらないようにする為です・・・
そして、もう一度消毒の粉を撒き埋め戻していきます。
山砂で、外トイレの便槽と単独浄化槽を埋め戻します。
水をかけ、山砂が隙間なく入る様に水締めしながら作業します。
何度も何度も、繰り返し埋め戻しては水締めしていきます。
水締めをしていくと、結構入っていきます・・・
そして、最後に整地を行います・・・
配管を埋め戻した場所にも、山砂を撒き整地します。
埋め戻した浄化槽部分には、最後にコンクリートを流し込みますが
しばらく日にちを置いて、コンクリートを打ちます。
では、最後のコンクリート打ちは次回ご紹介致します。
次回もお楽しみに!!
施工5日目・・・
下水道配管接続リフォーム工事の上益城郡益城町の家では
最後の工事の、コンクリート打ちが行われました。
埋め戻した浄化槽の中に、雨水などが侵入しないように
念の為、行う作業です・・・
この上にまた砕石や山砂などが敷き込めるように、
高さを調整します。
そして、周りの汚水桝の高さも調整し高い部分はカットします。
ちょっとした段差があると躓きやすくなるので、
細心の注意を測ります。
実際に歩いてみて、気にならない高さで調整します。
そして、最後は役所の下水道課の検査を受けます・・・
長い間、お世話になりありがとうございました。

宜しくお願い致します!