施工実績
木製建具取替・屋根瓦雨漏れ修復工事の熊本市中央区の家・・・
今回は、木製建具で作られていた外部窓が白蟻の被害に遭い
傷んでいた為、アルミサッシに取り替えたいというご希望と
その白蟻の被害の原因は屋根瓦からの雨漏れも可能性が高い為
屋根瓦からの雨漏れをシッカリ止めるという工事の実例紹介です。
数年前から空き家状態になり、手入れが行き届かず
そう言った現象の発見も遅れてしまったとの事でした。
木造住宅の場合、雨漏れによる白蟻の被害が一番危険。
知らず知らずの間に、あっと言う間に被害が拡大してしまいます。
お心当たりの方は、是非一度空き家の状況確認をお勧めいたします。
それではいつものようにブログ形式でご紹介させて頂きます。
最後までのお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
それではどうぞ・・・
施工1日目・・・
サッシ取替リフォーム工事の熊本市中央区の家では
工事を前に、まずは養生作業からスタート・・・
一旦掃除機をかけて、床のホコリなどを掃除して養生します。
そして、早速材料の搬入・・・
通路部分も、シッカリと養生します・・・
さあ、いよいよ始まります!!
まだまだ暑いですが、しっかり頑張ります!!
そして、外部では足場組立が行われております。
屋根瓦の雨漏れ補修も行う為、足場を組み立てて頂きます。
少しずつ、作業がしやすい様に組み立てて頂きます。
さあいよいよ作業が始まります。
気合いを入れて頑張ります!!
施工2日目・・・
サッシ取替リフォーム工事の熊本市中央区の家では
サッシ枠と、ガラス障子が搬入されました。
工事前に材料をキチンとそろえて、最善の段取りで
作業に取り掛かります。
そして、雨漏りをしていた場所の天井を解体・・・
案の定、漏れている場所はあそこに間違いありません。
他の部分には影響なさそうですので、安心しました。
先ずは、木製の窓ガラスを取り外し、下地補強からスタート!!
そして、もう1箇所も同様に作業して頂きます。
元々は、木製の枠で出来た窓ガラスでしたが
どうしても、傷みやすく長持ちしないので
元のサイズより1サイズ小さめに作り直します。
今回はアルミサッシに取り替えます。
そして、サッシ枠を取り付けていきます。
そして、窓枠材を組み立てて取り付けていきます。
そうすると、一気に工事が進んでいきます。
そして、ガラス障子を取り付けて1日間の作業は終了。
こうなると、雰囲気が出ます。
次回は、内壁・外壁を貼っていきますよ!!
次回もお楽しみに!!
施工3日目・・・
サッシ窓取替工事の熊本市中央区の家では
アルミサッシのアングル廻りに防水テープを貼っていきます。
念の為の、サッシ廻りからの雨水侵入を防ぐ為です。
シッカリと重ねて防水テープで止水していきます。
そして、防水フェルトを貼っていきます。
その上に、板を貼っていきます。
こんな感じに、綺麗に板を貼っていきます。
そして、内部にも同じように板を貼っていきます。
シッカリと一枚一枚丁寧に施工されていきます。
こっちも綺麗に貼られております。
そして、こちらは壁の下地にボードを貼っていきます。
下地の補強を行い、石膏ボードを貼っていきます。
少しずつ部屋らしくなって行きます。
そして、天井も下地補強をしてボードを貼ります。
穴が開いているところは、点検口になります・・・
そして、屋根板が傷んでいた場所も補強を行い・・・
新しい板で下地を作り、補強を行います。
また、外壁の傷んでいた場所も補修を行います。
最後は、材料を片付けて養生シートを剥ぎ取り清掃します。
シッカリと拭き掃除・・・
それにしても、腹の出とるなあ~・・・???
掃除をしたら、ピッカピカになりました・・・
内部はこれで一応終了・・・
次は、屋根瓦の工事です。
早めに段取り出来る様に頑張ります!!
次回もお楽しみに!!
施工4日目・・・
屋根瓦雨漏れ修理工事の熊本市中央区の家では
屋根瓦屋さんが、材料の荷上げ荷下ろしの為の
タワーの組み立てを行いました。
梯子の下にウィンチを取り付けた機械・・・
これがあると、何人分も働いてくれます。
そして、早速作戦会議・・・
施工の順番や、施工範囲の確認を行います。
今回の施工箇所は、大きく分けて4箇所・・・
一度には出来ませんので、順序良く進めて参ります。
先ずは、隅棟瓦部分の解体からスタート!!
少しずつ解体していきます。
ポロポロと落ちていく泥や砂状のものが滑るので一番危険!!
丁寧に掃除しながら解体を進めていきます。
この隅棟瓦部分が、熊本地震のせいか?ずれていて
雨水の侵入があり、全部一旦取り直す作業です。
解体するだけで丸々1日かかる繊細な仕事・・・
初日の作業はここまで・・・
次回は、新しい隅棟瓦の下地作りからスタートです。
施工5日目・・・
雨漏れ修理工事の熊本市中央区の家では
隅棟瓦の撤去を行い、綺麗にお掃除していきます。
昔はこの棟隅瓦の下には「泥」を乗せてあるお宅が多く
長く雨が降ると、その泥が流れ出ているお宅が多かったのです。
このお宅にも一部「泥」が使われておりました。
これを一旦取り外し、綺麗にお掃除していきます。
そして、新しい防水フェルトを重ね張りして、瓦桟も打ち直します。
そして、もう一度瓦を葺き直していきます。
この細かい作業が重要です。
それから、瓦を元通りに戻していきます。
それから専用の金具で、固定できるように施工していきます。
南蛮漆喰で隅瓦の部分に補強を加えていきます。
この金具が重要な仕事をします。
棟瓦部分と隅瓦部分の接合部分にも南蛮漆喰で補強します。
そして、少しずつ新しい瓦で復旧していきます。
一枚一枚丁寧に作業して頂いております。
和風の瓦は、色々と部材が多く必要です・・・
今見えている木材の角材を先程の金具で固定して、
最後は木材と瓦を固定していきます。
南蛮漆喰が固まるのを待って、最後の仕上げに入ります。
念の為、全体的に養生してこの日の作業は終了・・・
次回は仕上げの作業に入ります。お楽しみに!!
施工6日目・・・
雨漏れ修理工事の熊本市中央区の家では
屋根瓦工事が順調に行われております。
身瓦を復旧させて、この木材を金具で屋根板に固定して
角材の周りに南蛮漆喰を塗り土台を作っていきます。
そして、この土台の上に隅瓦のベースを乗せていきます。
少しずつ、少しずつ、出来上がっていきます。
こんな感じにして、積み上がっていきます。
反対側も同じように、積み上げて固定していきます。
そして、隅瓦と棟瓦の接合部分の施工となります。
ココにも、シッカリと南蛮漆喰を塗り込んでいきます。
地道な作業で、少しずつ、少しずつ、確実に施工していきます。
さあいよいよ最終段階になって参りました。
最後まで丁寧に施工して参ります・・・
施工7日目・・・
雨漏れ修復工事の熊本市中央区の家では
屋根瓦工事が順調に進んでおります。
屋根瓦の下地板が一部腐食していた場所の補強を行い
防水フェルトを張り直し、瓦桟を取り付けて瓦葺きを行います。
そして、もう1箇所の雨漏れ修復を行います。
棟瓦と隅瓦の交わる部分の最終仕上げ工事・・・
施工前は、何故か?棟瓦より隅瓦の方が高くなっており
無理やり合わせようと施工した結果、雨漏れの原因になっておりました。
これで、もう雨漏れの心配はありません・・・
さあ、次は谷板金の交換です・・・
このブログでも、別のお宅で同じような施工を何件も
させて頂いておりますが、難しい作業です。
気合いを入れてシッカリと施工したいと思います。
施工8日目・・・
雨漏れ修復工事の熊本市中央区の家では
隅棟瓦の仕上げ工事に入っております。
同じような隅棟瓦が、全部で4か所・・・
木材の角材の周りに南蛮漆喰を塗り込んでいきます。
その上に、新しい隅棟瓦を取り付けていきます。
こんな感じで、隅棟瓦の下は南蛮漆喰で接着していきます。
少しずつ、一枚一枚重ね合わせていきます。
そして、棟瓦部分と組み上げていきます。
さあ、いよいよ最終段階です!!
次回もお楽しみに!!
施工9日目・・・
雨漏れ修復工事の熊本市中央区の家では
3番目のポイントの「谷板金の銅板交換」工事が
行われました・・・
先ずは、谷板金に絡む身瓦を一旦取り外して行きます。
ここの雨漏れの原因は、谷板金の銅板が瓦の釉薬で溶かされ
銅板に谷板金に穴が開いてしまい、そこから雨水の侵入が原因です。
そこで、古い銅板の谷板金を撤去していきます・・・
そこへ、新しい防水フェルトを重ね貼りしていきます。
その上に、ステンレス製の谷板金を取り付けていきます。
それから、傷んでいた瓦桟も補強を行い
隅棟瓦部分までシッカリと伸ばして取り替えます・・・
細かくカットされた瓦は、銅線で引っ掛けて固定します。
そして、隅棟瓦との接続部分までシッカリ伸ばしコーキングで防水します。
これで、谷板金の取替工事は終了です!!
シッカリとした工事が出来、一安心・・・
そして工事が終了したと同時に雨がぱらつきました・・・
早く終われて助かりました。
次回は、雨切り板金部分の防水工事を行います。
次回も、お楽しみに!!
施工10日目・・・
屋根瓦雨漏れ修理工事の熊本市中央区のでは
第4番目のポイントの、雨切り捨て板金の施工です・・・
この、屋根瓦と壁がぶつかっているところに
雨漏れをしやすいポイントが存在します。
そこで、一旦割れて外れかかっている漆喰を撤去します。
南側も、北側も漆喰は割れてこんな状態・・・
そこで、一旦身瓦も取り外して行きます・・・
反対側も同様に、身瓦を一旦取り外して行きます。
ここの、隙間に横風が吹いて雨水が入ると雨漏れになります。
そこで、もう一度防水フェルトを重ね張りして・・・
新しい雨切り捨て板金を差し込んで取り付け
新しい瓦桟を打ち換えていきます。
この雨切り捨て板金は、万が一横風で瓦の間から
雨水が侵入しても、その瓦の下にある捨て板金で雨水を
侵入させないようにする為の「念の為板金」です!!
ですから、この工事が重要なポイントになります。
この工事が、昔の建物には施してない場合が多く
雨漏れしているお宅が多かったのです・・・
そして瓦を復元していきます。
ちょっと気になる板壁の欠損は・・・?
こんな感じに、板金でふさいでくれました・・・
反対側も、綺麗に出来ました・・・
そして、最後に棟瓦部分もシッカリと復元して終了・・・
長期にわたっての現場状況報告となりました。
最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。
宜しくお願い致します!