見学会・イベント情報
生きていれば、今日は・・・？
こんばんは。
ドキッと、するような「お題」で
失礼致しました・・・。
私は３人兄弟の次男なのですが
実は、４歳下に妹が、いました・・・
妹は、１歳の誕生日を迎える前に
病気で亡くなってしまいました・・・。
その頃、私も４歳・・・。
ほとんど覚えてはおりません・・・。
１回ぐらい「だっこ」とか、したのでしょうか？
無かったのかも、知れません・・・。
覚えているのは、妹が生まれて初めての
夏に「夕立」が、毎日のように来ていて
大きな「雷の音」に驚き、泣いているのを
母方の祖父が、あやしていた様な事
ぐらいしか、記憶に残っていない・・・
気がします・・・。
そして、寒い冬の日・・・
昭和５３年１月３１日。妹は亡くなりました。
その時、母親が私に「ごめんね・・・。」と
泣きながら言っていたことを、この時期に
なると思い出します・・・。
もし、生きていたならば、色々な事も
出来ただろうし、楽しい事・嬉しい事・
悲しい事も、沢山経験した事でしょう・・・。
生きていてくれたなら、今日で３６歳・・・
おそらく子供の頃は、沢山友達も出来た
だろうし、恋人も出来ただろうし、もしかしたら
喧嘩だってしていたかも知れません・・・。
そんな時は、私が慰めてやることも出来たかも
知れません・・・。
それに、結婚もしただろうし、もう子供も出来て
いたに違いありません・・・。
でも、もうこの世には生きていません・・・。
沢山・沢山やりたかったことも、あったでしょう。
でも、夢をかなえる事は出来ませんでした・・・。
特に私はこの年になって、そう強く思う様に
なりました・・・。
私が、今させて頂いている仕事は、亡くなった
父や妹の喜んだ姿「笑顔」を、見れなかった分
父親や、妹と同じぐらいのお客様の方達の
「笑顔」を、父親や妹と思って、
”心から喜んでもらいたい”と、始めた仕事です。
毎年、この時期は改めて考えさせてもらっています。
特に、妹には１歳の誕生日を迎えさせてやれる事が
出来なかったので、特にそう思うのかも知れません。
亡くなった父親と、妹の分も、精一杯・誠心誠意
一生懸命に生きてかなければと、教えてもらっています。
ありがとう・・・。
今日は、父親もお気に入りだったケーキ屋さんの
熊本市東区東野にある「アントルメ菓樹」さんの
ショートケーキを、仏壇にお供えして来ました・・・。
これからも、見守っていて下さい・・・。
