新しいことに、挑戦する・・・
投稿日:2021.12.02
おはようございます。
今日も、素晴らしい出会いがあります様に・・・
昨日は、宅地建物取引士の合格発表の日でした。
初めて受験してかれこれ、20年・・・
勿論、その時は完全に「なめて」ました。
ろくに勉強もせず、受験しても勿論合格するわけがありません。
その当時は、主婦でも取れる「国家資格」・・・
学生でも取れる「国家資格」・・・
何て事を言われておりました。
しかし、受験しても25点取るのがやっと・・・
そりゃそうです。まず、言葉の意味が分かりません。
宅建の試験には、4つの項目から試験課題が出ます。
まず①権利関係(民法)の問題です。約14問出題されます。
コレが一番難しい・・・まず、言葉の意味が分かりません。
そして、次に言葉の言い回しが難しい・・・
まるで国語の「古文」のような問題です。
次に②宅建業法の問題です。約20問出題されます。
まあ、これは比較的勉強しやすい問題です。
しかし、以前は「四肢択一」の問題でしたが
最近では、正解もしくは不正解はいくつあるか?
など、「四肢択一」の問題形式ではありません。
「個数問題」と呼ばれる問題形式で、とても難しい。
次に③法令上の制限の問題です。約8問出題されます。
これは建築基準法や、専門的な問題が出題されます。
建築士の私でも、迷うようなひっかけ問題も多く
建築士の試験並みに難しい・・・
最後は④その他の分野の問題です。約8問出題されます。
8問中3問が、税金の問題であったり結構難しい・・・
そして残りの5問は、不動産関係の職場にお勤めの方は
講習を受ければ「5問免除」と言って、免除される問題。
しかし、私のような建築関係の仕事の場合は免除されません。
でも、結構ひっかけ問題で1~2問は難しめの問題が
出題されるため、あなどれない問題です・・・
それに、ここ最近の建築や不動産に関する統計問題も
出題されるため、結構難しい・・・
以前の出題形式は「四肢択一」で、そのうち2つは
どう考えても間違いと分かるような出題形式でした。
残りの2つの中から1つが正解・・・
ほぼ1/2の選択試験のようなイメージでしたが
今は、そうではありません。
参考書と問題集を買ったのは4年前・・・
真面目に勉強始めたのは3年前・・・
しかし、やはりそう簡単に合格する試験ではありません。
特に私は「国語」の勉強が苦手だった為、
人の倍以上しないと合格点に到達しません。
まずはテキストで、言葉の読み方から意味から勉強し直し・・・
一番難しい権利関係(民法)の勉強からスタート・・・
そして、「個数問題」が出る宅建業法をシッカリ熟読・・・
そして、法令上の制限・その他の分野を勉強・・・
450ページ前後の問題集(約225問)×3冊=約14年分を
5回繰り返し勉強します・・・
と言う事は、(1年間50問試験と計算すれば)合計約70年分。
本試験では120分(2時間)で50問を解いていきますので
1問約2分30秒・・・
1問に、4つの選択肢があり、問題分がありますので
1つの選択肢にかけれる時間は、約18秒・・・
国語が苦手な私にとって、とてもハードルが高い勉強です。
これを、どれだけの時間をかけて勉強するのが効率的な勉強方法なのだろう?
宅建士の試験は、10月の第3日曜日に行われる本試験です。
4年前は、受験申込最後の7月31日ギリギリに受験申請書を手続して
8月1日から勉強始めました。
4年前は、とにかく問題集を丸覚えしようと頑張りました。
しかし、本試験では同じ問題は出ません・・・
ちょっと言い回しを変えられると、途端に点数が取れなくなります。
この年は、意味も解らず200時間ほどの勉強時間を75日かけてしました。
勿論惨敗でした・・・
3年前も、同じような勉強方法で、約200時間を60日で勉強しました。
結果は、同じような点数しか取れませんでした。
完全に「なめて」ました・・・
そして、2年前は7月1日に受験申請手続きをして勉強を始めました。
しかし、仕事のせいにしてなかなか時間が取れず悩んでいました。
やっぱり学校に通って、勉強せんと受からんとかなぁ~???
この年「民法改正」があり、結構大幅に問題が変わるとの情報を得て
パソコンで「宅建試験・民法改正」で検索してみると
you tubeで詳しく講義が流れていました・・・
この方のyou tube動画を、全部見ました・・・
全項目で、約50時間以上あったと思います。
すると、テキストや問題集を勉強していても言葉の意味が
少しずつ分かるようになりました・・・
7月1日から約105日。合計約350時間勉強しました・・・
そして、いざ受験・・・
自宅に帰り、自己採点すると37点!!
過去の合格点からすると、最高得点・・・
毎年約22万人受験し、約3万人前後の合格者で
合格率は約15%前後・・・
どうにか受かっていてくれ!!と、祈りながら
合格発表の日を待ちました・・・
すると・・・???
2020年の合格点は38点・・・
1点差で、不合格でした。
宅建士の試験では、よくある「足切り不合格」・・・
残念ですが、仕方ありません・・・
気持ちを入れ替え、今年2021年10月17日・・・
今年こそはと、相当考え勉強方法を変えました。
まず、ダラダラと長期間勉強しても前に勉強したところから
忘れていくのが明らかだったので、お盆明けからの60日間で
400時間集中して勉強することにしました。
そして、受験攻略法を考えパソコンで検索してみると
問題を解く順番があることを知りました・・・
私は、第1問から順番に第50問まで解いていました。
そうすると、一番苦手とする権利関係(民法)で時間を使ってしまい
宅建業法などの得意な問題の部分でも、あせって失敗が多くなる。
そこで、第50問目の問題から49・48・47といった具合に
カウントダウン方式で、問題を解くようにしました。
すると、最後見直しが出来るほどの時間に余裕が出てきました。
その結果・・・
今年も、昨年と同じ37点!!
大方の予想では、今年は35点前後1点が合格点の予想・・・
多くの宅建士塾の講師の方々が、予想されていました。
それで、結果は・・・???
無事、合格しておりました・・・
これからまた、新しいことに挑戦して参ります。
宜しくお願い致します!